愛知県一宮市や小牧市など、尾張エリアを拠点にキッチンカー(移動販売)をスタートされた事業者様、あるいは今後の売上拡大に向けて、名古屋市内や隣県の岐阜県・三重県へのイベント出店・遠征を計画されている経営者様。日々の遠方への営業開拓と徹底した衛生管理、本当にお疲れ様です。
キッチンカービジネスの最大の魅力は、フェスやオフィス街など「売れる場所へ自由に移動して出店できること」です。しかし、いざ拠点を飛び出して営業しようとした際、大きな法的な壁として立ちはだかるのが「保健所の管轄(営業許可の有効範囲)」です。
2021年の食品衛生法改正によって全国的な基本ルールは統一されたものの、依然として「愛知県の許可だけでは名古屋市や岐阜県では営業できない」という厳格な仕組みが存在します。
今回は、最新の法令規則・通達に基づいた、複数の都道府県・自治体をまたいでキッチンカーを営業する際の「広域営業許可」の取得ルールや公定手数料の明細、そして手続きを最もスマートにクリアするための実務知識について、専門の行政書士が詳しく解説いたします。
知らないと無許可営業に?キッチンカー営業許可の「エリアの壁」
現在の法律において、キッチンカーの飲食店営業許可は、日本全国どこでも使える「万能パス」ではありません。原則として、出店する場所を管轄する「都道府県、または政令指定都市・中核市ごと」に、それぞれ個別の営業許可を取得しなければならないというルールになっています。
具体的に、一宮市を拠点とする事業者が周辺地域へ出店を広げる際、必要となる営業許可の区分は以下の通り非常に複雑に分かれています。
- 愛知県内(一宮市、小牧市、春日井市など):
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愛知県の保健所で「愛知県内一円」と明記された許可を受ければ、政令指定都市・中核市(名古屋市・豊橋市・岡崎市・豊田市)を除く県内での営業が想定されます。一宮市保健所で取得した許可は原則として一宮市域に限られます。
- 名古屋市内(中区、中村区などのオフィス街・イベント会場):
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愛知県の許可とは別に、「名古屋市保健所(名古屋市長)」の営業許可が単独で必要となります。
- 岐阜県内(岐阜市、各務原市、大垣市など):
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愛知県の許可は一切使えません。岐阜県内の保健所、または中核市である「岐阜市保健所」での営業許可が別途必要です。
- 三重県内(桑名市、四日市市、鈴鹿市など):
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同様に、三重県管轄の保健所、または中核市である「四日市市保健所」等での営業許可を個別に取得しなければなりません。
つまり、一宮市から木曽川を渡ってすぐの岐阜県のイベント会場や、名古屋駅周辺のオフィス街で販売を行うためには、最大で「3つや4つの異なる営業許可証」を車のダッシュボードに常備していなければ、違法な無許可営業(食品衛生法違反)となってしまうのです。
広域展開時にかかる最新の保健所申請手数料(実費)一覧
それぞれの自治体へ営業許可を申請する際、窓口へ直接納める最新の公定手数料(新規申請手数料)の明細です。エリアを広げる分だけ、以下の実費が足し算で発生します。
| 出店したいターゲットエリア | 申請先(管轄保健所) | 新規営業許可手数料(実費) |
| 一宮市内および愛知県内(政令市等除く) | 一宮市保健所 または 愛知県各保健所 | 16,000円 |
|---|---|---|
| 名古屋市内(全16区共通) | 名古屋市保健所(各区の保健センター) | 16,000円 |
| 岐阜市内および岐阜県内全域 | 岐阜市保健所 または 岐阜県各保健所 | 16,000円 |
| 四日市市内および三重県内全域 | 四日市市保健所 または 三重県各保健所 | 16,000円 |
※上記の手数料は自動車1台・1業種(飲食店営業)あたりの金額です。各窓口での支払い方法は、現金や愛知県証紙のほか、自治体によって対応するキャッシュレス決済の種類が異なります。
同時申請・複数エリア取得のメリットと「仕込み場所」の注意点
複数のエリアの営業許可を「後から小出しに申請する」のではなく、開業時や車が完成したタイミングで「同時に一括して申請を進める」ことには、実務上、以下のような非常に大きな経営的メリットがあります。
① 車両検査(現車確認)のスケジュールを1回に集約できる
営業許可を取得するためには、実際にキッチンカーを保健所の駐車場等へ持ち込み、給排水タンクの非接触蛇口やシンクの稼働状態を厳格にチェックされる「車両検査」をパスしなければなりません。 別々の時期に申請すると、その都度、平日の日中に遠方の保健所まで車を走らせて検査を受けに行かなければならず、ガソリン代や移動時間、そして営業稼働日の穴あけ(機会損失)が何倍にも膨れ上がります。事前にまとめて申請の段取りを組むことで、これらの移動コストを最小限に圧縮することが可能です。
② 「仕込み場所」の審査基準の不一致を未然に防ぐ
複数エリアの許可を取る際、最大の落とし穴となるのが「仕込み場所(一次加工場)」の存在です。 「愛知県の保健所では、この共同厨房を仕込み場所として認めてくれたが、岐阜県の保健所に申請したら、床の材質や手洗い設備の細かなローカルルールの違いを指摘され、仕込み場所として認められなかった」という最悪のケースが実務上起こり得ます。
複数の管轄への出店を見据えている場合は、設計段階から「すべての対象保健所の基準を同時に満たす仕込み場所のゾーニング」を計算して進めなければ、後からのリフォーム工事で数十万円の無駄な出費を強いられることになります。
当事務所の代表は、行政書士としての法務手続きだけでなく、仕込み場所のインフラ基準を左右する「消防設備士」の国家資格も有しているため、愛知・名古屋・岐阜・三重の各条例や保健所の最新の運用通達を横断的にリーガルチェックし、すべての窓口をクリアできる安全な仕込み環境の設計をトータルでご提案することができます。
行政書士へ一括委託する圧倒的な時間的・経済的メリット
愛知・名古屋・岐阜などの複数地域へ同時に営業許可を申請する場合、ご自身で行うと「各自治体ごとに微妙に様式や必要書類が異なる申請書」を何枚も書き分け、それぞれの担当官と個別に電話や窓口で事前相談の調整を行わなければなりません。
平日の限られた時間にこれだけのマルチタスクをこなしながら、本業の仕入れやメニュー開発、日々の出店営業を両立させることは、物理的に極めて困難です。
専門の行政書士へ広域の申請手続きを一括して委ねていただくことで、面倒な各保健所との仕様調整、書類一式の作成、検査日のスケジュールセッティングまですべてがスマートに代行されます。 事業者様は、本来の目的である「出店先での売上を最大化するための営業稼働」に100%の時間を投資していただくことが可能となり、結果として支払う代行報酬以上の経済的メリット(機会損失の回避)を確実に享受していただけます。
広域営業許可の取得代行は、安備行政書士事務所へ
当事務所では、一宮市や小牧市を拠点に、愛知県全域、名古屋市内、さらには岐阜県・三重県などの隣県への出店拡大を目指すキッチンカー事業者様の広域営業許可申請を、責任を持って確実に代行サポートしております。
明瞭な報酬体系(税込一覧)
- 飲食店営業許可申請(新規・自動車1台):55,000円〜
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(一宮市保健所または愛知県管轄保健所の基本プラン。書類作成から窓口交渉、車両検査の立ち会い段取りまで含みます)
- 【オプション】他県・他地域保健所への同時申請加算:1箇所につき +22,000円
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(名古屋市、岐阜県、三重県など、出店エリアをまたいで同時に許可を取得される場合の、大変お得なパッケージ価格です。各保健所に支払う実費手数料16,000円は別途頂戴いたします)
「名古屋のオフィス街や岐阜のフェスにも出店したいが、手続きが多すぎて手が回らない」「すべてのエリアで一発で許可をパスできるよう、プロの行政書士に一括で任せたい」という経営者様は、どうぞ安備(あんび)行政書士事務所までお気軽にご相談ください。皆様の出店エリアの拡大と、キッチンカービジネスの飛躍的な成長を全力でサポートいたします。
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